皆さんの抱く
テレビ業界のイメージは?
「動画配信が流行ってるし、テレビって今後は
人気がなくなりそう」
「働くとなったらすごく忙しそうなイメージ。
何日も家に帰れなさそう」
「女性が活躍するのは難しい業界なのでは?」
「結局は学歴で、働いているのは
一流大学卒のエリートばかりなんでしょ」
実際は?
すべて違います!
誰もが思うテレビ業界の素直なイメージや疑問に対し、
いまじん創業者・相川弘隆が熱く語ります!
1988年の会社創立以来、
業界のフロントランナーとして活躍してきた相川が考える、
テレビ業界の過去、現在、未来とは?
テレビの仕事をするということとは?
テレビと映像メディア、
制作現場の変遷
昨今、数々の動画配信サービスが人気を博し、話題を呼んでいます。テレビ業界の現在をどのように捉えていますか?
パソコンやスマートフォンが普及したことで、映像メディアがさまざまな媒体に分散してきていますね。映像がよりパーソナルなものになり、一昔前は当たり前だったテレビの前で家族団欒をする習慣が少しずつ減ってきていると感じています。
テレビが普及するより昔は映画が映像メディアとして全盛で、娯楽でありニュースを伝えるものとして機能していた時代がありました。その後、映画館に足を運ばなくても、即時性のある情報が自宅で見られるテレビが登場し、映画のライバルになった。今、映画はテレビとは違う変遷を辿り、映画ならではの魅力を放っていますよね。
現在、テレビのライバルは動画配信サービスになってきています。テレビの前に行かなくても、自分だけのスマートフォンで楽しめて、コンテンツの質も高く、テレビの存在を脅かす存在です。それでも僕はテレビには、テレビにしかない大きな力があると思います。みんなで囲んで見て、みんなで楽しむことができる、テレビならではの魅力が確実にあります。僕はテレビを無限大の魔法の箱だと信じて、今後も良質な番組を作り続けますよ。
ちなみに、テレビ業界の仕事って激務というイメージがあるのですが、実際のところどうなのでしょうか。
2019年4月1日に働き方改革法案が適用になり、いまじんも法案に則った働き方をしています。もちろん、テレビ番組の制作は締切がある仕事なので、忙しい時期もあります。それでも法律から外れたブラック企業…なんてことがいいわけありません。とにかくテレビが好きで、ガムシャラに働く人が多い業界だからこそ、今まさに日本国内のテレビ局や制作会社が一丸となって働き改革を進めているところです。
僕が会社を立ち上げた約30年前は、3K(きつい、汚い、危険)の仕事が問題視された時代。僕は皆さんが安心して働ける職場を作りたいというモットーで設立し、3Kのイメージを払拭してきました。実際、いまじんのオフィスは整理整頓が行き届いていて、とても綺麗です。今後、働き方改革を進め、さらに働きやすい環境にしていきたいと思っています。